先日、リーガルサポート経由で、成年後見人に就任しました。
就任に至るまでの流れは以下のとおりです。
①家裁がリーガルサポートに推薦依頼書を送ります。
②リーガルサポートは、後見人候補者名簿に登載されている特定の会員に、推薦依頼書を送ります。
③後見人候補者は、推薦依頼書を見て、後見人に就任するかどうかを決め、リーガルサポートに回答します。
④就任するとの回答を受けたリーガルサポートは、家裁に後見人候補者を推薦します。
⑤家裁は、後見人候補者に意思確認の連絡をし、審判書に記載する成年後見人の住所をどのように記載するか意向を確認します。
これはどういうことかというと、審判書に住民票上の住所を記載するか、事務所の所在場所を記載するか、又は、両方を併記するかを確認するということです(※)。
⑥成年後見人の住所の記載について、定型の上申書を作成し、家裁に送ります。
住民票上の住所を記載する場合は、住民票の写しも併せて送ります。
⑦家裁は、審判書を後見人候補者に特別送達で送ります。被後見人には、普通郵便で送ります。
⑧後見人候補者に審判書が到達した日の翌日から起算して2週間の経過で審判が確定し、後見人の就任が確定します。
例えば、審判書が7月26日に到達した場合は、8月10日に確定します。
(※)審判書には、住民票上の住所と事務所の所在場所を両方併記することができますが、後見登記には、どちらか一方のみが登記されます。私は、住民票上の住所で登記しています。